リブート版チャイルド・プレイ、Rotton Tomatoes の評価は概ね好評

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 アメリカでは6/21から公開が開始し、『トイ・ストーリー3』とコラボしたポスターでも話題となっているリブート版『チャイルド・プレイ』。信頼性が高いことで有名な映画レビューサイトRotton Tomatoesでは、批評家レビュー63%という評価を得ている。これはオリジナルが67%であることを考えると、まずまずの高評価だと言えるだろう。

 映画ファンにとって“リブート”という言葉は逃れようのないスティグマを持っている。そのいい例が『エルム街の悪夢』(15%)や、『13日の金曜日』(23%)などだ。

 その一方で、ホラー映画ではブラムハウスを中心にして、実力のある監督を起用し最新の技術を用いることで成功を収める例が増えている。『It それが見えたら終わり』や『ハロウィン』などがそうだ。これにより、ホラー映画界では異例のリブート・ラッシュが続いている。


最新テックによりAIオカルト-ジャンルへ

  このリブート版『チャイルド・プレイ』は、人形を受け取る子供の名前がアンディである点など、 オリジナル版と多くの共通点を持っている。 しかし、 シリーズ生みの親であるドン・マンシーニは本作に関わっていないどころか、この企画を快く思っていないようだ。

 実際、チャッキーを動かすのはブードゥーや黒魔術ではなく、最新のAIである。 表面上は伝統的なチャッキーを踏襲するようで、その実は普通のオカルトではなくAIの暴走やシンギュラリティーといった“AIオカルト”を扱った、時代を反映する内容となっているのだ。

画像はBjokeの“All is Full of Love”から

 またリブートに際してCGのチャッキーが登場するのではないかと危惧するファンもいたが、心配ご無用、今回のチャッキーはアニマトロニクスを活用した本物の人形。まるで本当に生きているかのような表情の変化を見せ、有名な「不気味の谷」現象(ロボットを人間に似せてゆくと、ある一点を超えた段階で人間に強い嫌悪感を覚えさせる現象)を引き起こす。

 アニマトロニクスの使用は、役者が演技をするのにも役立ったようだ。主人公の母カレンの新しい恋人役を演じたデビッド・ルイスはこうインタビューに答えている。

「(アニマトロニクスを使った人形は)非常に演技の役に立った。顔の表情が変わるから、役者は本物の人形に対してリアクションを取ることが出来て、助かったよ」


おもちゃの楽器で組まれたスコアにも注目

 音楽を手掛けるのは『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のお経や祭男の掛け声を取り入れることで異様な存在感を放ったベアー・マクレアリー。 今回は、クラシカルなオーケストラは一切使用せず、おもちゃの楽器を中心にスコアを組んだという。

 twitterではチャッキーの声優を務めるマーク・ハミルが、バディ・ソングのフル音源を映画のトレイラーと共に公開している。マーク・ハミルはスターウォーズのルークを演じた名優だ。本人も初めオファーが来たときは困惑したという。

“You are my buddy, until the end…”

 さて、同じチャッキーを使いながら大幅な変更を加えた今回のリブートだが、オリジナル版のチャッキーを務めたブラッド・ドゥーリフのファンは、落ち込まなくてもよさそうだ。なぜなら、サイファイ・チャンネルがチャッキーのテレビ・シリーズを2020年に向け準備中だからだ。こちらはオリジナルの系譜を次ぐ作品となっており、声優もドゥーリフが担当する。


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