マルギル
/ラドンが殺害?幻の水棲怪獣
[モンスターバース百科]

モンスター・バース
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マルギル


概要

 マルギルは、小説版『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に登場する巨獣(タイタン)。作りこまれたコンセプトアートが公開されているため、元々は映画にも登場する予定だったようだ。

  • 種名:タイタヌス・マルギル
  • 分布:グリーンランド付近
  • 状態:死亡
  • 保管:キャッスル・ブラボー

名前の由来

 マルギルは、グリーンランド伝承に残るマーメイド(女性の人魚)の一種。一般に人魚伝説の多い地域である大西洋北部で発見されており、また水棲の特徴と人間的な平らな顔を持つことから、モナークはタイタヌス・マルギルという名を与えた。伝承によると、マルギルは未来を予測する力を持つという。


“A Dictionary of Fabulous Beasts”

 マルギルの伝承についてはほとんど情報を得られなかったが、西洋の著名な幻獣百科である“A Dictionary of Fabulous Beasts”に以下のようなページが見つかった。

 「マルギルはずんぐりした下半身と貫くように見つめる眼を持つ、見るに堪えない生物である。アイスランドではクラーケンと関係があると言われるが、グリーンランドの報告ではセイウチの化け物だとされる。」

 “A Dictionary of Fabulous Beasts”(幻獣の辞典)は、伝説上の動物が信頼できる原典を元に紹介されている。全編英語ではあるが、アイリーン・チェン博士の収集していたような西洋中世の美しい図が多く収められており、おすすめ。


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デザイン

 骨ばった爬虫類のような見た目の水棲生物として描かれており、ゴジラに似た外見となっている。鼻孔が目よりも上の頭上についている点はクジラに近い。平らな顔に人間を思わせる眼を持つ。頭骸骨は後部に向かって突き出し、首の周囲を守るような形になっている。

 死骸はひどい火傷の跡が残っており、頭蓋骨が露になるほど。切り裂かれた傷が首から腹部まで続いていた。



小説版『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』

Godzilla: King of the Monsters – The Official Movie Novelization ”より

 マルギルが登場するのは、映画版で言うとMUTO交尾モザイクシーンの後、芹沢博士がマーク・ラッセルをヘリで迎えにゆくシーンの続きだ。キャッスル・ブラボーに到着した後、サム・コールマン(芹沢の死後のノートを受け継いだ男)がマークを案内する。

 エマの研究室へ向かう途中、二人はLEVEL2という階層に立ち寄る。そこには一匹の巨獣が横たわっていた。爬虫類のような点はゴジラに似ているが、似ているのはそこまでで、平らな顔面に目が二つ前を向いてついている点は人間の顔のようにも見える。

 この巨獣は既に死んでいた。死骸の周りにはリフトや支えなどが取り囲むように建設されており、全体像は見えない。しかし一目見てわかることがある……ひどい死にざまだ。首から腹までをひどく切り裂かれている。頭蓋骨の一部が見えている部分があり、うろこの様子からみると激しい炎で燃やされたようだ。

サムとマーク

 「彼女はマルギルです。」サムの説明では、大西洋で発見された時には既に死んでおり、モナークは他の巨獣による殺害だと推定しているようだ。

 LEVEL2にはマルギルだけでなく、数多くのタイタンの死骸が集められていた。骨だけのものもあれば、全身が残っているものもある。そこにはMUTOとジシンムシの死骸も。

 そう、LEVEL2は巨獣の解剖を行い、身体構造とDNAの研究をする場所だったのだ。まさかクローンを作る気ではないだろうなと聞くマーク。

「いえ、正確には、クローンを作るわけではありません。ただ、彼らのDNAにはとても有益な因子が含まれているのです。それを他のDNA結合序列に挿入すれば…いや、もちろん未来の話ですが…。」

 サムはマークの表情を見て話を打ち切った。

「まさか動物をモンスターのDNAで改造するつもりか!?それとも人間を?」

「いや……駄目でしょうか?」

「ジーザス」


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能力

 水棲

  解剖学的に水の中での生活が可能であることが明らかになっている。

 耐久力

 マルギルのうろこはアーマーのようになっており、攻撃から身を守ることができる。しかし、発見された死骸ではこのうろこが焼き切られており、致命的なダメージを防ぐことができなかったようだ。



トリビア

  • どの巨獣がマルギルを殺したかは、モナークにもわかっていない。水中で死骸が見つかったため、ゴジラ、スキュラ、リヴァイアサン、メトシェラ、クラーケンなどの水中での活動が可能な巨獣だと考えられる。
  • 一方で、うろこが焼き切れていたという状況から、ラドンであるという説も濃厚である。小説版では、ラドンが海棲の生物を仕留めることができると言及がある。
  • 巨獣の死骸を研究する階層「LEVEL2」を持つキャッスルブラボーは、第54前哨基地の別名。54は初代ゴジラの公開年度を表す数字だ。
  • マルギルはコンセプトアートが存在し、元々は映画での登場が予定されていたと思われる。ブルーレイではカットされた映像が収録されるようなので、そこでマルギルのシーンが見られる可能性がある。

参照:
Margygr – Gojipedia



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