ラドンの英語表記はなぜRodan?

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 『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』で、ゴマすりクソバードとしての新たな怪獣人生を踏み出したラドン。しかし、劇中やエンドロールの表記はRodan(ロダン)となっており、誰?となった人も多いはず。


元々の名前の由来

 直接の名前の由来となっているのは、プテラノドン。これはその見た目からもよく分かる。また、放射能を意味する英語の単語「Radiation(ラディエイション)」を連想させる意味合いもあったようだ(実際、ファイアーラドンはウラニウム熱戦を吐くことができる)。

 ギリシア神話にもラドンという名を持つドラゴンのような見た目の怪物がおり、関係性が指摘される。しかし、見た目はむしろキングギドラに似ており、こちらは偶然の一致のようだ。

ギリシャ神話のLADON


「Rodan」の理由

 英語版の映画市場で表記がRodanに統一された理由は単純で、「ラドン」が「ラドン・ガス」を想起させるから

ラドンガスのハザード・シンボル

 ラドンは放射性物質で、高濃度の場合は肺癌を引き起こす。しかし実際は土壌やコンクリートなどからもごく微量に放出され、空気中に漂い日常的に広く分布している物質でもある。

 でも、元から放射能の要素を持つ怪獣だし、べつに混同してもよさそうなもの。しかし、どうやら発音上の問題があるよう。以下は海外のゴジラファンのツイッター上での会話。


「彼は日本では何と呼ばれてるの?」

レイドンだよ、多分。化学物質と同じで。」

「これは化学物質のRadonとは発音が違うんだ。ラ・ド・ンと読むんだ。“ド”はシンプソンのとうちゃんの、『ドォ!』の言い方でね。」


 そう、化学物質のラドンを英語にすると、書きは同じRadonでも読み方は「レイドン」。そのためそっちに引っ張られ「ラドン」という読みで統一することが難しかった、というのが原因の一つだと考えらる。

 その後、東宝は英名“Rodan”を商標登録し、公式な名前として認定している。しかし、実は『怪獣大戦争』、『メカゴジラの逆襲』と『ゴジラvsメカゴジラ』の字幕だけは、Radonという表記になっている。気になる人はチェックしてみてほしい。

参照:Rodan – Wikizilla




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